片岡山 満福寺

満福寺について

About MANPUKUJI



満福寺について

満福寺は、親鸞聖人を宗祖と仰ぐ浄土真宗の寺院です。宗派は、京都の「東本願寺(真宗本廟)」を本山とする「真宗大谷派」に属しています。

ご本山の東本願寺は、宗祖親鸞聖人のご入滅の後、聖人を慕う多くの人々によって、聖人の墳墓の地に御真影を安置する廟堂として建てられました。

この廟堂は現在、東本願寺(真宗本廟)として伝えられ、今も全国の念仏者たちが集まり、聞法・談合する根本道場として護持されています。

 

一日のたしなみは朝のお勤めを。
一ヶ月のたしなみは近所の親鸞聖人のお寺にお参りを。
一年のたしなみは御本山にお参りを。

 

これは、この満福寺の開基の少し前の時代、ある念仏者が語った言葉です。この通りに実践する人を、真宗門徒の鏡のように讃えてきた歴史があります。

しかし、かつて東北から京都までの道のりは命がけのご労苦であったことは想像に難くありません。おそらく参詣のための往来は、あらゆる条件が整ったごく一握りの人だけが可能だった事でありましょう。

今でも京都のご本山へ参詣するのは、時間や費用、ご自身の健康や家族の事情など、さまざまな条件が揃わないと、なかなか参詣できません。

だからこそ、この会津において同朋の交わりの場としての寺院が、ご本山から遠く離れた地に生きる多くの念仏者から、切望されたのでしょう。

この会津満福寺が建立された背景には、当時の無数の念仏者の願い、切なるご懇念があったことを思わずにおれません。

親鸞聖人が「いなかの人々」とともに生き、ともにお念仏を喜ばれたような場である寺院をこの会津で。

満福寺が会津の人々と親しく交わり、生活に身近なお寺としてあり続けることが、宗祖親鸞聖人、そして無数の門信徒の皆様の願いに叶うことになると思い歩んでおります。

 

由緒

開基は天文六年(一五三七)祐観清玄師が東本願寺十世光教證如上人に請い、鶴ヶ城南の湯川に中嶋満福寺を建立したとされます。

しばしば水害に遭ったため、三世重玄の時、文禄元年(一五九二)に現在の勝地、中央二丁目(旧馬場名古屋町)に移りました。

戊辰の戦役には病院とされたため戦火をまぬがれ、無数の刀傷がその痛ましさを伝えていましたが、昭和二十四年に失火し御本尊と過去帳の一部を残し消失してしまいました。

境内地には宗祖親鸞聖人の銅像と、磐梯町・慧日寺領内薬師寺の鐘と伝えられる梵鐘があります。

この梵鐘は戦時中供出されましたが、担当武官が「失ってはならない会津の宝」と密かにお返し下さり、戦争が終るまで秘匿されていたというエピソードがあります。

また、この梵鐘は年に一度、大晦日に「除夜の鐘」としてご参詣の皆様に突いていただく事が出来ます。



磐梯町・慧日寺領内薬師寺の鐘と伝えられる梵鐘
宗名 浄土真宗
宗派 真宗大谷派
本山 真宗本廟(東本願寺)
宗祖 親鸞聖人(1173年承安3年-1262年弘長23年)
本尊 阿弥陀如来
称名 南無阿弥陀仏
正依の経典 浄土三部経
「仏説無量寿経(大経)」
「仏説観無量寿経(観経)」
「仏説阿弥陀経(小経)」
宗祖の主著 顕浄土真実教行証文類(教行信証)
教義 本願を信じ念仏申さば佛となる
寺号 片岡山 満福寺
住職 中嶋 英樹(第二十世)
所在地 〒965-0037 福島県会津若松市中央2-6-8
電話番号 0242-22-1128

お葬儀

Funeral



満福寺について


真宗大谷派・阿弥陀如来と親鸞聖人のお念仏の作法にてお勤め致します。

喪主様のご希望に合わせてお手伝いを致します。

ご連絡を頂いてまず日時等の相談となりますが、お葬儀としては主に

  1. 枕経…ご命終後最初に勤まる読経です。
  2. 通夜式…ご遺族を中心に近しい方々で葬儀式の前夜に勤まります。
  3. 葬儀式…有縁の方々全てのご参列で勤まります。告別式と合わせて勤まる作法が一般的となってまいりました。
  4. 初七日…ご命日を第一日目と数え七日目に勤まる読経です。納骨等これ以後の仏事のご相談等を致します。

と勤まります。詳しくは住職にお問い合わせ下さい。

お葬儀はお弔いの場です。大きい小さいでは全くありません。 お弔いのこころ 故人様との、ご恩・ご縁を深く思い、このお別れを傷み悲しむこころのそなわる皆様方と満福寺住職で大切な方のお葬儀を厳かにお手伝いさせて頂ければと存じます。

お仏事

Buddhist memorial service



年忌法要

亡くなられた大切な方のご命日から数えて、一周忌、三回忌、七回忌…、と節目となる年にご法要をお勤めし、故人様の思いや願いや教えに出合い、 今ここを生きる自分自身の身の事実を見つめる大切な時間と致します。

故人様のご命日をよりどころに日時を定めることが多いですが、あまりこだわられずに参加してくださるご親戚の方々のご負担が少ない中にお集まりになれる日が良いでしょう。

 

 

季節の法要

お正月、春彼岸、お盆、秋彼岸等に故人様を偲びご法要が勤まります。

季節の法要においては、施主様とお寺とで日時を相談し営む「各家ごとの法要」と、お寺の定めた日時にお集まり頂いて営む「合同法要」がございます。

永代供養

Graveyard information



 

墓地

満福寺は門信徒の皆様のご理解ご尽力をえて、昭和50年頃に計画された会津若松市発展の為の都市計画に協力をしたことにより、 近在の他宗四寺院と共に墓地だけを境内地から移転致しました。

移転協力をした満福寺を含む五寺院は「五法会」として、会津若松市の許可により大塚山墓地公園内に「飛び地境内地」を有し、ここに満福寺墓地区画があります。

また、平成24年に合併した同宗派「明栄寺」の跡地に「明栄墓地」を整備致しました。

 

合葬墓

大塚山墓地満福寺区画、明栄墓地のどちらにも「聖衆倶会の碑(合葬墓)」がございます。満福寺住職、満福寺門信徒の皆様で永代にわたって守る、いわば「お寺のお墓」です。

明栄墓地合葬墓

大塚山墓地合葬墓

 

 

一代墓地

この墓地は「一代限りの墓地使用」を条件とする新制度の墓地です。

  • 自分一人、一代限りの墓地使用を希望される方
  • ご夫婦で、一代限りの墓地使用を希望される方
  • 諸事情により、一代限りの墓地使用を希望される方など
 

永代供養

満福寺では施主様それぞれのご事情に合わせて永代供養(永代経・祠堂経)のお手伝いを致しております。

「聖衆倶会の碑」においては、ご希望によりご事情に合わせて納骨し、永代にわたってお守りさせて頂きます。

おひとりおひとり個々にご遺骨をお預かりし、一定期間の後に合葬をする事も出来ます。

ご事情に合わせてさまざまな方法がございます。住職へお気軽にご相談下さい。

  • 転居や跡継ぎ等による墓じまいをされる方
  • これまでお寺お墓をお持ちでなかった方
  • おひとりで「一代墓地」をご希望ご検討の方
  • ご家族に迷惑をかけたくないなど合葬墓納骨をご希望の方など



大塚山墓地公園内「五法会」満福寺区画(大塚山古墳側)

所在地:〒965-0003 福島県会津若松市一箕町大字八幡北滝沢

満福寺門信徒の墓地区画(若干の空き区画有)
「満福寺聖衆倶会の碑」満福寺にご縁のある方の合葬墓(合葬納骨にあたりこれまでの宗旨は問いません)

大塚山満福寺区画




満福寺明栄墓地

所在地:〒965-0831 福島県会津若松市表町253

満福寺門信徒の墓地区画(空き区画有)
「明栄墓地聖衆倶会の碑」満福寺にご縁のある方の合葬墓(合葬納骨にあたりこれまでの宗旨は問いません)

満福寺明栄墓地区画

所在地 : 〒965-0037 福島県会津若松市中央2-6-8

JR磐越西線(郡山~会津若松) 森と水とロマンの鉄道 JR只見線
最寄のバス停若松駅前ターミナル → 大町中央公園 下車 徒歩2分(107m)

お問い合わせ

仏事においては まず どんな事でも満福寺住職へご相談下さい。
丁寧にお答えさせていただきます。

また、どのお問い合わせも、電話かFAXでお願いを致します。

電話 : 0242-22-1128

FAX : 0242-22-1213